できるようになること
- 簡単な意見、感想、予想が言える。
- 人の発言をほかの人に伝えることができる。
- 相手に確認したり、同意を求めたりすることができる。
(普通形)と思います。
〜と思います(推量)
推量の根拠や情報を示して、生徒に推量させる。
「思います」の主語は「わたし」であることを確認する。
T:私は昨日ケーキを買いました。美味しいケーキです。とても楽しみです。
家に帰りました。冷蔵庫です。よいしょ(開けるジェスチャー)あれー!
ケーキがありません!!絵カードを見せる(口の周りにケーキがついた子供)
T:太郎君が食べたと思います。
板書
T:私は思います。たろう君が食べました。
T:たろうくんが食べたと思います。
例:今日はサッカーの試合があります。
日本VSタイです。
T:皆さんどっちが勝ちますか?
S:タイです。
T:タイが勝つと思います。
その他の例
(天気図や週刊天気予報を見せて)来週の火曜日は雨ですか?
(コインを手に隠して)右ですか?左ですか?
(家の中に足跡がある写真)猫ですか?犬ですか?
〜と思います(意見)
人によって意見が分かれる内容で導入するとよい。
例:日本料理で何が一番美味しいですか?
〜についてどう思いますか。
日常的な会話ではあまり使われないので、学習者が意見を求められることの多い話題を導入すると良い。その時話題になっていることや生徒の興味があることが良い。
例:「○○はおいしいと思いますか?」「高いと思いますか?」「甘いと思いますか」などと言いながら「おいしい」「高い」「甘い」と縦に書いていく。その横に「と思います」を書く。この内容を答えとしてその上に質問文「として〜についてどう思いますか。」を書く
「文」/(普通形)と言います。
他の人が言ったことを引用して述べる時に使う
「文」と言います。直接文法
挨拶などで導入するとよい
「と」を使うこと、発話部分を「」で示すことを説明する。
T:ご飯を食べます。(両手を合わせる)なんですか?
S:いただきます。
T:そうですね。「いただきます」と言います。
T:家に帰ります。「ただいま」と言います。
板書
(普通形)と言いました。(関節引用)
丁寧体の発言を引用した方が普通形になることを示しやすい。
T:Sさん、毎朝何を食べますか?
S:卵焼きとご飯を食べます。
T:Sさんは、卵焼きとご飯を食べると言いました。
板書
普通形になっていることを説明する。
(普通形)でしょう?
教師と学習者がよく知っている場所や人を話題にして同意を得られる内容で導入する。
T:○○は美味しいでしょう?
T:美味しいですか。(丁寧形の文章)とは言いません。
T:自分達は美味しいと知っているからです。
わからない時は「ですか。」を使うけど、わかっている時は「でしょう?」を使います。