できるようになること
- 自分の意志、計画や予定を意向形や「つもりです」などの表現を用いて言い表すことができる。
〜(よ)う意向形
まずは、6課で学習した「〜ましょう」の復習をする。
T:「USJに行きませんか」の普通形は何ですか?
S:USJに行かない?
T:そうですね。「ええ、行きましょう」の普通形は何ですか?
S:うん・・・
T:「うん、いこう。」です。
S:うん、いこう。
T:「たこ焼きを食べませんか」の普通形は?
S:たこ焼きを食べない?
T:いいですね。じゃあ「ええ、食べましょう」の普通形は?
S:うん・・・
T:うん、食べよう。
S:うん、食べよう。
T:「行こう」「食べよう」は新しい形です。意向形です。
T:友達に「~ましょう」と言いたい時、意向形を使います。
<意向形>
いきましょう → いこう
たべましょう → たべよう
勉強しましょう→ 勉強しよう
T:では、「意向形」の作り方を確認しましょう。
2グループ→3グループ→1グループの順番で学習する
2グループは「ます」→「よう」
3グループは「します」→「しよう」、「来ます」→「こよう」
1グループは「ます」の前の母音がoに変わり「う」がつく
〜(よ)う意向形+と思っています
「思っています」はその前から話し手がずっと考えていたこと。「思います」は発話の時点に考えられたことを表す。
T:私は今日本語の教師です。今とても忙しいです。でも仕事をやめたら時間がたくさんあります。何をしますか?頭の中で考えています。旅行をしよう! 私は皆さんに言います。「将来、旅行をしようと思っています。」
(〜と思っていますの時に頭を指差して考えてるジェスチャー、板書の時は思っている吹き出しのようなものを書いてもいい)
T:「旅行をしようと思っています」はずっと前に「旅行しよう」と決めました。それを誰かに言う時に使います。
まだ〜ていません
第7課では「まだです」を勉強した。ここでは「まだ〜ていません」の言い方を導入する。
T:皆さん、新しい言葉はもう覚えましたか?
S:いいえ、まだです。
T:そうですか。わかりました。
T:今日は他の言い方も覚えましょう。
T:いいえ、まだ覚えていません。
板書
もう 覚えましたか?
・・・いいえ、まだです。
・・・いいえ、まだ覚えていません。
Q&Aで練習
・もう昼ごはんを食べましたか?
・もう京都へ行きましたか?
〜つもりです
V辞書形/(ない形)ない+つもりです
T:わたしは今、日本語を教えています。年を取ったら、どうしますか。この仕事をやめますか。やめない?
T:うーん。私はこの仕事が大好きです。決めました!やめません。
T:仕事を続けるつもりです。仕事をやめないつもりです。
T:仕事をやめません。もう決めました。決めたことを言います。仕事をやめないつもりです。
S:「と思っています」と何が違いますか?
T:ほとんど同じです。でも「つもりです」の方が「します」の気持ちが強いです。「決めました」の意味です。
練習
・来月、山へ行きます。
・卒業したら、先生になります。
・週末はどこへも行きません。
〜予定です
V辞書形/Nの 予定です。
「予定です」の前が動詞の場合は辞書形。名詞の場合は「名詞+の」になることを説明する。
T:私は来週旅行します。これが予定です。(予定表を見せる)
T:8時に出発する予定です。
T:12時に昼ごはんの予定です。
T:18時に夜ご飯の予定です。
T:「出発するつもりです」と「出発する予定です」何が違いますか。
(少し考えさせる)
T:「出発するつもりです」は私が決めます。「出発する予定です」は他の人が決めます。