みんなの日本語24課

できるようになること

  • 物の授受について話す。
  • 恩恵を与えたり受けたりしたことを表現できる。
目次

く人>は<私>に<物>をくれます

7課「あげます、もらいます」の復習をしておく。

T:昨日、私は友達にお土産をもらいました。新しい言い方をします。

T:友達は私にお土産をくれました

板書

わたしは友達にお土産をもらいました。

友達はわたしにお土産をくれました

T:「くれました」のとき、「わたしに」は言わなくてもいいです。

T:友達はお土産をくれました。

S:友達はお土産をくれました。

誰がくれましたか

物が主題として取り上げられた場合

T:(一人二役)うわぁ、Aさん、いい靴ですね。彼女がくれましたか。

A:いいえ。

T:誰がくれましたか

A:姉がくれました

T:そうですか。素敵ですね。

板書

姉がくれました。

※「自分で買いました」も紹介する。

(Vて形)もらいます

T:(写真を見せて)私の彼女です。

T:私は彼女に言います。昼ご飯を作ってください。

T:彼女は昼ご飯を作りました。とても親切です。

T:私は彼女に親切な気持ちをもらいました。

T:私は彼女にご飯を作ってもらいました。

板書

私は彼女にご飯を作ってもらいました。

T:友達、先生、家族、他の人に何かお願いします。他の人がします。

T:そして私は親切な気持ちをもらいます。

T:こういう時、「Vて形+もらいます」を使います。

変形練習

T:私、お父さん、パソコン、買います

S:私はお父さんにパソコンを買ってもらいました。

T:私、お姉さん、英語、教えます。

S:私はお姉さんに英語を教えてもらいました。

絵を見せて文を作る練習

(Vて形)あげます

T:私は彼女にご飯を作ってもらいました。

T:私は親切な気持ちをもらいましたね。

T:じゃあ、彼女はどうですか。親切な気持ちを?
S:あげました。
T:そうですね。
T:じゃあ、彼女は?
S:彼女は先生にご飯を作ってあげました。
T:いいですね。

板書

彼女は先生にご飯を作ってあげました。

変形練習

T:漫画を貸します。友達

S:友達に漫画を貸します。

T:歌を歌います。お母さん。

S:お母さんに歌を歌ってあげます。

T:道を教えます。女の人。

S:女の人に道を教えてあげます。

絵を見せて文を作る練習

目上の人には使わない

「〜てあげます」の行為の受け手につく助詞は「Vて形」の動詞によって変わるので色々なパターンで練習が必要。

私は友達日本語を教えてあげます。

私は友達駅まで迎えに言ってあげました。

私は友達部屋を掃除してあげます

(Vて形)くれます

相手が進んでしてくれたという意味合いが強い。

T:(Vてもらいますの写真を見せて)彼女です。料理を作ります。

T:私は彼女に・・?

S:私は彼女にご飯を作ってもらいました。

T:そうですね。じゃあ彼女は?彼女は私に?

S:ご飯を作ってあげました?

T:いいえ。さっき勉強しましたね。あげますじゃなくて?

S:くれます。

T:そうです。彼女は料理を作ってくれました。

変形練習

T:友達、写真を撮ります。

S:友達は写真を撮ってくれました。

T:父、引っ越しを手伝います。

S:父は引っ越しを手伝ってくれました。

絵を見せて文を作る練習

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