できるようになること
- 身の回りの様子や感想が言える様になる。
~は<形容詞>です。
<い形容詞>と<な形容詞>
① 形容詞の 絵カードを たくさん用意する。
い形容詞(ペアで覚える)
(例:暑い、寒い、大きい、小さい、古い、新しい、高い、安い)
あつい:「暑い」と「熱い」があります。
「寒い」「冷たい」:意味が似ている。
ジェスチャー(物に触ったりする)で説明しましょう!
な形容詞
(例:親切、元気、ハンサム、きれい、有名)
写真を見せて説明したり、ジェスチャーで示す。
例:親切 :ペンを落として生徒に拾ってもらう。
生徒にペンを落として先生は拾わない。(親切じゃありません)
「い形容詞」か「な形容詞」か、答える練習
T:(写真を見せて)い形容詞ですか?な形容詞ですか?
S:い形容詞です。
~は <形容詞>です。
T:これはなんですか?
S:富士山です。
T:はい、そうです。
T:富士山は高いです。
板書
T:これは?(韓国の音楽グループ)
S:BTS!!
T:そうですね!
T:BTSは有名です。
板書
T:これはなんですか?
S:桜です。
T:はい、そうですね。
T:桜は綺麗です。
板書
どうですか
(人との対話や場面 を使って導入する)
形容詞の語彙カードを使って
T:これは、い形容詞ですか? な形容詞ですか?
(生徒に答えて貰いホワイトボードに貼っていく)
例:元気、有名、いい、素敵、面白いなど、5種類以上は貼る
例:曲を聴いてもらって感想を引き出す。
T:(にぎやかな音楽を流す)♪♪
T:元気ですか?有名ですか?いいですか?素敵ですか?面白いですか?
(ホワイトボードに貼っている形容詞を指していく)
T:この曲は どうですか?
(?棒を出す)
板書
?棒を生徒に渡して、リピート練習
T:この曲はどうですか?
S:この曲はどうですか?
T:この曲はにぎやかです。
板書
(この曲は)どうですか?
T:(ショパンの曲を流す)
T:どうですか?
S:静かです。
生徒同士での練習
S1:日本語の勉強はどうですか?
S2:○○です。
そして と が
形容詞を2つ以上のことを言いたい時、同じ評価をする場合は「そして」を使います。
絵カードを準備する
(美味しそうな寿司、おにぎり、クラシックカー、ボロボロの一軒家)
T:皆さん昼ごはんを食べましたか?
S:はい、食べました。
T:私はおにぎりを食べました。
T:昨日もおにぎりを食べました。
T:おにぎりは美味しいです。(いいというジェスチャー)
T:おにぎりは120円です。安いです。
T:おにぎりは美味しいです、そして安いです。(いいというジェスチャー)
板書
T:美味しいはいいですか?悪いですか?
S:いいです。
T:いいですね。
(板書したおいしいの上に+マークを書く)
T:安いですはいいですか?悪いですか?
S:いいです。
T:いいですね。
(板書したおいしいの上に+マークを書く)
T:寿司です。美味しいです。
T:4,000円です。高いです。
板書
T:美味しいはいいですね。
(板書したおいしいの上に+マークを書く)
T:高いはいいですか?悪いですか?
T:悪いです。
(板書した高いの上にマイナスのマークを書く)
T:板書した美味しいと安いの間にそしてを書く
T:板書した美味しいと高いの間にがを書く
T:おにぎりは美味しいです、そして 安いです。
S:おにぎりは美味しいです、そして 安いです。
T:お寿司は美味しいですが、高いです。
T:お寿司は美味しいですが、高いです。
重要ポイント
T:+と+です。そして
T:+とーです。がです。
T:古い絵を見せて)これは先生の家です。
T:古いです。小さいです。
上記と同様に
T:イタリアの車です。速いです。新しいです。
上記と同様に練習
リピート練習
じゃありません。くないです。
「な形容詞」の否定は「<な形容詞>じゃありません」、
「<い形容詞>です」否定は「<い形容詞>くないです」になりますね。
「いいです」の否定は「よくないです」となります。
「な形容詞」じゃありません
T:(有名人の写真を見せて)誰ですか?
S:○○です。
T:有名ですか?
S:はい、有名です。
T:(家族の写真を見せて)誰ですか?
S:?????
T:私の家族です。
T:有名ですか?
S:いいえ・・・
T:いいえ、有名じゃありません。
板書
パターン練習
T:ハンサムじゃありません。
T:便利じゃありません。
T:賑やかじゃありません。
T:暇じゃありません。
<い形容詞>くないです。
T:大阪は、今寒いですね。
S:はい、寒いです。
T:S1さんの国は寒いですか?
S1:はい、寒いです。
T:S2さんの国は寒いですか。
S2:いいえ、寒いじゃないです。
T:いいえ、寒くないです。
板書
T:「寒い」はい形容詞ですか? な形容詞ですか?
S:い形容詞です。
T:そうですね。い形容詞は、寒くないです。
T:有名」はい形容詞ですか? な形容詞ですか?
S:な形容詞です。
T:そうですね。な形容詞です。有名じゃありませんです。
T:いいです
S:いくないです。
T:よくないです。
S:よくないです。
とても、あまり
値段や温度など、客観的に判断できる数字を示し、覚えてもらう。
板書する時に「あまり」と否定を同じ色にして連動していることを示す。
「あまり~ない」は、中間ではなく「~ない」に近い印象。
〜は <い形容詞> (名詞)です。
〜は <な形容詞>な(名詞)です。
い形容詞+名詞
T:これは何ですか?
S:アニメです。
T:そうですね。面白いですか?面白くないですか?
S:面白いです。
T:これはアニメです。面白いです。
T:これは面白いアニメです。
T:タイです。タイは国です。暑いです。
T:タイは暑い国です。
S:タイは暑い国です。
板書
練習
T:ソニーは会社です。大きいです。
S:ソニーは大きい会社です。
T:これは時計です。安いです。
S:これは安い時計です。
な形容詞+な 名詞
T:これは何ですか?
S:桜です。
T:いいです。桜は花です。綺麗ですか?
S:綺麗です。
T:桜は?
S:桜は綺麗、花です。
T:桜は綺麗な花です。
板書
T:大阪は町です。便利です。
T:大阪は便利な町です。
S:大阪は便利な町です。
T:富士山、有名、山
T:富士山は、有名な山です。
S:富士山は、有名な山です。
~はどんな<名詞>ですか。
どうですか?とは違うので学習者が知っていて、教師が知らない話題を選んで導入する。
T:(パパイヤサラダの写真を見せて、タイの学生に質問)これは何ですか?
S:ソムタムです。
T:辛いですか?甘いですか?美味しいですか?有名ですか?わかりません。
T:ソムタムはどんな食べ物ですか?
板書
リピート練習
T:(タイの学生に質問する)
どう・・・知っていることで、その人の意見を聞く。
どんな<名詞>・・・自分の知らないことを聞く。