みんなの日本語4課

できるようになること

  • 時刻、曜日が言える。
  • 簡単な日常の行動が言える。
目次

~時~分です。何時ですか。

学習用時計を準備する。

(長針を固定し、短針を動かしながら)1時、2時、3時と、1時間ずつ練習する

(いちじ、にじ、さんじ、ごじ、ろくじ・・・)

4、7、9は後回しで覚える

4・・・よじ  7・・・しちじ   9・・・くじ

(長針を固定し、短針を動かしながら)5分、15分。25分

(ごふん、じゅうごふん・・・)

5ふんごとに練習する・・・ふん

(長針を固定し、短針を動かしながら)10分、20分、30分

(じゅっぷん、にじゅっぷん・・・)

10分ごとに練習する・・・じゅっぷん

30分は特別に「はん」といいます。

(大きく縦に割るジェスチャーが分かりやすい)

余裕があれば、1分刻みの言い方を練習する。
1、6、8、10が「っぷん」
3、4が「ぷん」
2、5、7が「ふん」

~時~分です

T:(時計を見せて)2時10分です。4時20分です。

T:(何回かやったあと)皆さん、これは? (実際の時計をさして)

S:10時10分です。

T:(時計をさして)今10時10分です。

板書

10じ 10ぷん です。

何時ですか

T:(時計の時間を隠して)わかりません。うーん。

T:いま1時ですか?・・・違います。

T:2時ですか? 違います。 3時ですか? 違います。

T:(生徒が言いたそうにしているのを見て) 何時ですか?

S:10時半です。

板書

いま、なんじ ですか

リピート練習

~は~曜日です。

実物のカレンダーを用意して、指し棒を使って曜日の練習をする。

板書

きょうは、すいようび です。
あしたは、もくようび です。
あさっては、きんようび です。
おとといは、げつようび です。

リピート練習の後は「はい」「いいえ」で答える練習。

(日曜日ですか?月曜日ですか?火曜日ですか?)

こうやって先生に答えることで、何回も練習する。

その後で何曜日ですかを導入。

いきなり何曜日ですかで練習しない

何曜日

導入

T:月曜日ですか? s:いいえ

T:火曜日ですか? s:いいえ

T:木曜日ですか? s:いいえ

T:金曜日ですか? s:いいえ

T:じゃあ、何曜日ですか?

板書

なんようび ですか。

~は~時から~時までです

導入

絵カードを用意する

T:◯◯学校です。

T:◯◯学校は~時から~時までです。(その学校の時間割と合わせる

T:今日は、~は~時から~時までですを勉強します。

時間軸を書いて説明

T:◯◯学校は~時からです。

リピート練習

T:◯◯学校は~時までです。

リピート練習

T:T:◯◯学校は~時から~時までです。

リピート練習

(銀行、デパート、郵便局、図書館などの絵と時間が書いた絵カードを用意する)

リピート練習を何回もして覚える。

(学校の時間割に合わせて)

T:昼休みは12時から1時までです。

S:昼休みは12時から1時までです。

板書

ひるやすみは 12じから 1じまで です。

「何時から何時までですか」の導入

◯◯学校の時間をかくす

T:学校へ行きます。(トコトコ、面白く場面を作る)

(大きくジェスチャーを取り入れる)

(行ったけど閉まっている様子)あちゃー。

T:何時からですか?

T:何時までですか?わかりません。

T:何時から何時までですか

板書

がっこうは なんじから なんじまで ですか。

※板書は縦に〇〇は ○○から ○○まで と「は」や「から」「まで」を揃えると見やすい。

時に~ます

起きますと寝ますを絵カードとジェスチャーで説明する。

(寝ている絵と起きる絵カードに時間を書いておく)

初めての動詞なのでジェスチャーがとても大切

T:私は8時に 起きます。

S:私は8時に 起きます。

T:私は10時に寝ます。

S:私は10時に寝ます。

板書

わたしは 8じ に おきます。
わたしは 10じ に ねます。

~時から~時まで~ます

人物設定をする

(なんで働くのか?なんで勉強するのか)

場面設定

(例:山田さんはアップルの社員です)

絵カードを準備

(働きます、勉強します、休みますなど)

図を書いてもいい

T:山田さんはアップルの社員です。

T:山田さんは9時から5時まで働きます。

S:山田さんは9時から5時まで働きます。

T:(時間軸を書いて)私のスケジュールです。

T:9時から12時まで働きます。

T:12時から1時まで休みます。

T:1時から6時まで働きます。

板書

9じから 12じまで はたらきます。
12じから 1じまで やすみます。

リピート練習

※毎日の導入

毎朝も同じ

月曜日勉強します。火曜日勉強します。水曜日勉強します、木曜日・・・

指し棒で全部指して行きながら

T:毎日勉強します

板書

まいにち べんきょうします。

T:毎日勉強します。

S:毎日勉強します。

※「勉強します」と「休みます」、「働きます」と「休みます」はペアにして教えると分かりやすい。

学生のリアルな時間割で教えるのも良い。

~ます、ません、ました、ませんでした

導入のまえに、カレンダーを使って時を表すことば「おととい、きのう、きょう、あした、あさって」を定着させておきます。

ホワイトボードの真ん中に「おととい、きのう、きょう、あした、あさって」と書きます。

明日は何曜日ですか?今何時ですか?などと質問しながら復習、日付や今と書き込んでいく。今の下に縦線を引いて右と左に分ける。

T:明日勉強します。あさって勉強します。きのう、勉強し・・ました。おととい、勉強し・・ました。ま〜い〜に〜ち勉強します。

T:左と右に、勉強しましたと勉強しますを板書する。(指し棒で、「きのう」と「勉強しました」を指して生徒に推測してもらう雰囲気を作る。

板書

あした べんきょうします。
あさって べんきょうします。
きのう べんきょうしました。
おととい べんきょうしました。

リピート練習

を使って「〜ました」の練習

T:起きます。起きました

S:起きます→起きました

T:働きます。働きました。

S:働きます。働きました。

(勉強します、寝ます、休みますも同様にする)

T:今日は木曜日です。明日は金曜日です。○○さん勉強しますか?

S:はい、勉強します。

T:あさっては土曜日です。勉強しますか?

S:いいえ、勉強じゃありません。

T:いいえ、勉強しません。

T:きのう勉強しましたか。

S:はい、勉強しました。

T:いいえは、勉強しませんでしたです。

板書

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