みんなの日本語 1課

できるようになること

  • 初対面の人と簡単な挨拶や自己紹介ができる。
  • 先生は、なるべく笑顔で!!
  • ジェスチャーを大きく、指し棒をわかりやすく使う。
  • 出来ていれば、いいです!と褒めましょう。
  • リピート練習をたくさんする!
  • 絵カードや写真をしっかり準備する。
目次

<人>は~です。

  • 助詞の「は」が文の主題で「~です」を伴って述語となる。

~は<名前>です。

教師と生徒の名札を用意しておく。

T:(名札を持って)わたしは ○○です。

生徒に名札を持ってもらい教師は生徒の横に立つ

T:わたしは (生徒の名前)です。

S:わたしは S1です。

同様に全員する。

板書: わたしは ○○です。

~は<~人>です。

登場人物の絵と国旗の絵カードを準備しておく。

国旗とその国の人の写真を見せて練習する。

T:(中国の国旗を見せて)中国。

S:中国。

T:(中国人の写真)を見せて中国人。

S:中国人。

色々な国で練習する。

※国旗に加えて、世界地図も見せるとより国が分かりやすい

登場人物の絵と国旗を見せて練習する

T:ミラーさんはアメリカ人です。

S:ミラーさんはアメリカ人です。

T:田中さんは日本人です。

S:田中さんは日本人です。

板書:ミラーさんはアメリカ人です。

~は<身分・職業>です。

登場人物の絵と身分・職業の絵カードを用意する。

身分・職業の絵カードを見せて練習する。

T:先生 S:先生 T:学生 S:学生

(先生の絵カードを見せて)

T:私は先生です。

S:私は先生です。

板書:私は先生です。

練習

人の絵カードを4枚並べて、その下に職業の絵カードを4枚貼る(例)左から先生、学生、会社員、医者

指示棒を使って、上下ひとつ一つ指差しながら

Aさんは 先生です。

Bさんは 学生です。

Cさんは 会社員です。

Dさんは 医者です。

上下の縦で練習。斜めでは行わない(~じゃありませんの練習の時にややこしくなるので)

例 Aさんは学生です はしない

※上と下で同じ顔の方が分かりやすい

<人>は~じゃありません。

導入

わざと名前を間違える。

T:(S1さんに)S2さん、S2さん。

S1:No、No  私はS1です。

T:私は、S2じゃありません。(大きくジェスチャー)

わざとらしいけど、他のSの名前もわざと間違えて、「私は~じゃありません」を言えるようになるまで練習する。

板書:私は S2じゃありません。

練習

T:(日本の国旗を見せて)私は日本人です。

T:(タイ人の学生にオーストラリアの国旗を見せて)S1さんはオーストラリア人です。

S:私はオーストラリア人じゃありません。

T:いいです。

例)人の絵カードを4枚並べて、その下に職業の絵カードを4枚貼る(先生、学生、会社員、医者)

  メモ: 縦は= 斜めは≠

T:Aさんは 先生です。

T:Aさんは 学生じゃありません。

T:Aさんは 会社員じゃありません。

T:Aさんは 医者じゃありません。

練習をたくさんして覚える

<人>は~ですか。

「か」の使い方を覚えるので、一泊開けて、「か」を強調する。

「か」を言う時に?の札をあげる

導入

T:S1さんは、ロシア人です(?の札を見せて)か?

T:S1さんはロシア人ですか?

S1:私はロシア人です。

T:はい、ロシア人です。

T:S2さんは中国人です(?の札を見せて)か?

S2:はい、中国人です。

T:S3さんはオーストラリア人です(?の札を見せて)か?

S3:私はオーストラリア人じゃありません。

T:いいえ、オーストラリア人じゃありません。

(ミラーさん・アメリカ・会社員)の絵カードを用意する。

T:ミラーさんはアメリカ人です。

T:ミラーさんは会社員です。

板書

ミラーさんは アメリカ人ですか。

はい、アメリカ人です

ミラーさんは学生ですか。

いいえ、学生じゃありません。

リピート練習をする

「だれ」の導入

T:(有名人の写真を出して)S1さんですか?・・・阿部さんですか?・・・田中さんですか?・・・S2さんですか? ミラーさんですか?

もったいぶって、生徒が早く答えを言いたい気持ちになってから、(人に?がついたカードを持って)誰ですか?と質問する。

S:ボブマーリーです。

他にも有名人を何名かピックアップし繰り返し「誰ですか」の質問をする。

板書

だれですか。

 ~は~の(所属)です。N1のN

導入

T:わたしは先生です。(いろいろな日本語学校を見せて)A学校?B学校?C学校?

S:C学校(授業をしている学校)

T:わたしはC学校の先生です。

T:S1は先生ですか?

S:いいえ、先生じゃありません。わたしは学生です。

T:AA学校?B学校?C学校?

S:C学校(授業をしている学校)です。

T:S1さんはC学校の学生です。

板書:S1さんはC学校の学生です。

※ 〜は○○ですの時に使った絵カードを使ってホワイトボードで説明する方法もある。その場合は、上下に絵カードを貼って真ん中を開けておき、後で学校や会社の絵カードを貼る。

上から順に○○は○○の○○です。と練習できます。
 

<人>も~です

国籍や職業が同じ人の絵カードを4~5枚用意する

「も」を強調する

T:田中さんは日本人です。山田さんも日本人です。佐藤さんも日本人です。木村さんも日本人です。

T:サントスさんは学生です。マリアさんも学生です。ミラーさんも学生です。佐藤さんも学生です。

板書:田中さんは日本人です。山田さんも日本人です。

練習

T:S1さんはタイ人ですか?

S1:はい、そうです。

T:S2さんはタイ人ですか?

S2:はい、そうです。

T:S3さんはタイ人ですか?

S3:はい、そうです。

T:S1さんはタイ人です。S2さんもタイ人です。S3さんもタイ人です。

数字の導入

1〜10 をまず教えます。

11、12、13、14・・・・・20を教えます。

21、22、23、24・・・・・30を教えます。

あとは同じで、最後に100を教えます。

~はー歳です。

①赤ちゃんの絵カード、②男の子の絵カード、③ケーキに「5」のキャンドルがある絵カードを用意する

絵カードには西暦で日付も入れておくと分かり易い

導入

T:(1を見せて)イチローくんです。おぎゃあおぎゃあ。おぎゃあおぎゃあ。

T:(②を見せて)イチローくんです。(③を見せて)ハッピバースデートゥユー♪ハッピバースデートゥユー♪

T:5歳です。

T:イチローくんは5歳です。

板書: イチローくんは5さいです。

T:練習します。イチローくんは5歳です

S:イチローくんは5歳です

T:イチローくんは5歳です。はいS1さん。

S1:イチローくんは5歳です。

T:いいです。

注意点も教える

いっさい、はっさい、じゅっさいは通常とは異なる。

T:イチローくんは2さいですか?

T:3さいですか?4さいですか?わかりません。

(?の札を出して)なんさいですか?

板書: なんさいですか。

リピート練習

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